「「バカ」」 茉希とリナの声が見事にカブった。 …二人してそんなこと言わなくてもいいじゃんか。 『どうしてバカなのよ。茉希の方がバカじゃんっ』 「そういうバカじゃないの。成績じゃないの。 確かに茉希はバカだけどもね」 「なんだと?」 「そういうバカじゃなくて。 亜夢が見てるのは自分の意見でしょーが」 茉希をさらっと無視して話を進めるリナ。 あたしの意見だけ? 『なんでよ、煉も一緒に居られるならいいんじゃないの? カレカノってそーいうもんでしょ?』