オレは一人の男子に相談していた。 「なぁ凍堂、どうすればいいと思う?」 「…なにが?」 その男子は、凍堂棗。 今リナといい雰囲気の男だ。 「や…。今日亜夢に帰るぞって言ったらしばらく一緒に帰れないって言われてさ。 もしかしたら飽きたのかなって…」 そう真剣に聞いたら凍堂はいきなり笑いだした。 「おい、オレは真面目に聞いてんだけど」 「クククッ…あぁ悪い。 鷹野ってバカなんだなって…」 失礼だな、オマエ。