「…そっか。うん、そうだと思ったよ。 私も、煉のこと…‘‘好き’‘よ」 リナは何か吹っ切れたような顔で答えた。 「じゃ、帰るか」 「うん、そうね」 『あっ、ねぇリナちゃん、今度ウチに来ない? お母さんも喜ぶから』 「…いつか、行ってみるわ」 亜夢とリナは帰り道、楽しそうに未来の約束について話していた―――。