あたしと幼馴染みのアイツ【完】



『あぁ。リナの家は片桐財閥でな。


その財閥には後継者がリナしかいなくてな…。


しかも、一族全員が後継者の生まれもっての能力や才能、人間性しか重視しなかったんだ。


だからどれだけ努力しても認められない…。


だからリナは一族から棄てられた。


…そういう訳だ』


『そんなの…許せない!』


「他人事みたいに言わないでよッ!」


リナが叫んだ。


「どうせ他人事じゃない!亜夢ちゃんに何が分かるの!?


私の気持ちなんか、私の過去なんか、分からないじゃない!!!」