「…どうしてなの!! いっつも私には味方なんていなかった! 皆私を棄てていって、自分だけ自由になって! 理不尽すぎる!不条理すぎる! こんな世界、なくなればいいのにッ! 私には煉しかいないのに!煉しか――」 「もうやめるんだ、リナ!」 オレはリナを抱き締める。 こうしないと、リナは情緒不安定になる。 「どうして!お母さんも、お父さんも、叔母さんも、叔父さんも…! 皆、私を、棄てた! …ど、うし、て…!?」 最後の方は、嗚咽が混じって聞き取れなかった。