「アホらし…」


オレは心底呆れながら歩く。


やっと家の近くに来たところで


―――ダンッ


物音がした。


なんだ?


何かを壁に打ち付けた…っていうか、押し付けたみたいな…


オレは気になってその音の近くに行ってみることにした。