…それなら 『…分かった。教えるよ』 「ほんとか!?…で、なんなんだ?」 教えるといってもそれなりの勇気がいる。 今まで誰にも話さずに、一人で抱えてきた悩み。 茉希にも話していないのに、棗に…。 …覚悟を、決めるんだ。あたし! 『…煉はね、小説を書いてるの』 「小説を…?」 『うん。その小説は煉が書いてるからイメージを崩さないためにも、皆に黙って書いてる』 「どんなのを書いてるんだ?」