あたしと幼馴染みのアイツ【完】



「言えないんだな?亜夢。


別にいいけど、なんかあったら言えよ?


オレは亜夢を守ってやるからさ」


『うん…ありがと、棗』


嬉しいけど、


その言葉は煉から聞きたかった。


《守ってやる》


そんな言葉はリナちゃんに向けられるものでしかない。


それが悔しくて悔しくて


涙が頬を一筋流れた。