あたしと幼馴染みのアイツ【完】



途端、煉の顔から表情が消える。


「亜夢、オマエなに言ってるか分かってんのか?」


『うん。分かってるよ。


煉とはただのクラスメイトになりたいの』


分かってる。


あたしはただ逃げてるだけ…。


煉の小説のためでもあるけど


自分自身の身のためでもある


…ひどいあたし。


「なんでそう思ったんだ?」


『特に理由はないよ。


強いて言うなら…疲れちゃったから、かな?』


「疲れた…?何に対して疲れたんだよ」