…あぁもう考えても埒があかない!


帰ろう。


考えてもムダなのは分かってるのに帰り道はずっと考えていた。


どうしてあんな手で…?


どうして煉に嫌われるようなことを…?


どうして彼女でもないあたしを…?


………………あぁ全く分からない!


『ただいま~…』


「あらお帰り、亜夢。


ご飯出来てるわよ?」


『あ~ごめん、お母さん。


あたし今日はいいや…』


「あらそう?体調が悪いなら早く寝なさいよ?」


『うん』