―――ドサッ


オレは亜夢をキレイになった床に押し倒した。


亜夢はびっくりしてオレを見てる。


『え、まさかここでするつもり…?』


「そのまさかだよ。


このシチュエーション、小説にはもってこいだ」


…あぁ、オレはとことん素直じゃねえ!


いつもいつも小説のせいにしてオレの気持ちは伝えない。


小説にはもってこいなんだが、本当は亜夢とこういうことをしたいからなんだよ。