それから1時間後―――


「やっと終わったな…」


『超キレイになったよね!』


あの埃かぶった技術室は見違えるほどキレイになった。


机と床なんてピカピカ輝いてるよ。


『掃除も終わったし…教室戻ろ?』


煉に向かって聞くと


「は?何言ってんだ。


お楽しみの小説の続きだ」


『―――へ?』