あたしと幼馴染みのアイツ【完】



『仕方ないよ。幼馴染みだからそれ以上にも以下にもなれないんだから』


いつか…煉のこと諦められたらいいな。


「ほんっっっとーにバカだわ。


亜夢も、煉くんも」


茉希がため息をつきながら言う。


『?』


時々茉希のいうことが分からないけど別にいっか。


「おーい、席につけ!」


次の授業の先生が入ってきた。


あたしと茉希は席に戻ってそれから放課後まで過ごした。