あたしと幼馴染みのアイツ【完】



煉が言わないのなら、無理には聞かないよ。


聞きたいけど、煉に嫌われるくらいなら聞かない。


「…でも」


『でも…?』


あたしはそこでゴクリと唾を飲み込んだ。


部屋の空気がはりつめる。


煉が重たそうに口を開く。


そこから漏れた言葉は―――




「オレは…亜夢がいい」