あたしと幼馴染みのアイツ【完】



「言ったろ、たまたまだよ」


『ふぅん…そう』


煉はこう言うとき絶対に本当のことは言わない。


小さい頃からそうだった。


それから暫く話していたら…


「あんたたち!仲良くおしゃべりしてんじゃないわよ!」


担任兼数学教師の神田三咲先生がおっしゃった。


煉はおもしろくなさそうに「ちっ」と舌打ちをした。