あたしと幼馴染みのアイツ【完】



『…どうして煉がウチにいるのよ』


「ウチ、今日お袋が同窓会かなんかでいねーんだよ。


親父は仕事だし、お邪魔になろうかと」


『…そうですか』


あたしはそれだけ言ってイスに座る。


「今日は煉くんの好きなものをメインに作ったからね~♪


いっぱい食べて食べて!」


お母さんウキウキしすぎだよ。


しかも煉は目を少しキラキラさせているのは気のせい…?