「えっ!?で、でも、もし認めてくれたとしても、きっと泊まりは無理だよ?」


「……だよな」



あんまり悪知恵とか働かせたくないけれど……


今度、お姉ちゃんに聞いてみようかな。


とりあえず、連絡しとかなきゃ。



結局、祥子に電話して、祥子の家に泊まってることにしてほしいと、お願いした。








「柑那、風呂入ってこいよ?」


「えっ!?……うん」



もちろん、着替えなんてものは準備してなくて……


航の服を借りることにしたんだけど……


でも……



「……下着がないじゃん」


「そりゃそうだろ。俺が持ってたらおかしいだろ?」



そうだけど……


お風呂上がりに、同じ下着は付けたくない。


かといって、付けないのはもっとありえないし。