「まぁな、俺モテるし」

えぇぇぇぇぇぇ

自分で言っちまったよ…

まぁ、モデルみたいな顔してるし

背高いし!意外に親切だし・・・

「ヘェースゴイネ」

「絶対思ってねーだろ」

「バレちった」

高校生はおでこをツンッ押してきた

「おばさん大丈夫か?赤いぞ?顔、熱でも上がったか?」


「っえ??」


顔が赤い??だって《ツンッ》だよ!!

よく言う、乙女の男性を好きになる行為のランキングのひとつだよ!! 

そりゃあ、顔が赤くなるに決まってんじゃん!!

加えてイケメン君がだよ!!

あわわわ・・・・

「熱上がってきたのか??」

高校生が自分の額に片手をあて、残りの手を私の額に当てた

私は思わず身構えた

だって、こんな事されるの中学生以来だよ!!

しかも、されたのはお母さんにだし・・・

身構えるのは当然です!!!

私は高校生からはなれた

妖しいニヤっと笑い、立ち上がった

「じゃっ、俺帰るから」

「えっ、もう??」

高校生はベッドに乗りあげて

「何、俺と一緒に寝たいワケ?」

多分、顔絶対あかい・・・

私は、高校生の肩を押し

「っんな訳、ないでしょ!!サッサと帰ってよ!!」

高校生はベッドから降り

「知ってるよ~」

サッサと帰りヤガレ!!!!!!

もう二度と会いたくない!!!!!!!!!!!!