ドキドキ特集~短編~

「…うん。ちょっとだけ。」




「…じゃあさ、ちょっと来てよ。」




八尾はそう言ってあたしの手をつかんで保健室から出る。





「…ちょっと…どこいくのよ…!」




「いいから…。」





八尾はそう言ってあたしをグラウンドにつれてきたと思えばかばんを持ってまた走り出す。





「…どこ行くのよ…!」