戻った意識をきちんと保とうと深呼吸を繰り返していたら、ふと気づいた。
日希…歩くスピード、私に合わせてくれてる。
一緒に登校するのを承諾する前はやや速めに歩いてたけど、今は歩調がピッタリだ。
「いい天気だよな今日。授業中寝ちまうかも」
5秒位日希を見つめるが、本人は気づく事無く空を見上げて笑ってる。
“のん気に笑ってんじゃない!!”と怒りの気持ちが沸き上がると同時に、日希の笑顔が懐かしかった。
私……コイツの笑顔…好きだったなぁ。
「――――あ」
ボンヤリ考え事してると、日希が何か思いついた。
日希…歩くスピード、私に合わせてくれてる。
一緒に登校するのを承諾する前はやや速めに歩いてたけど、今は歩調がピッタリだ。
「いい天気だよな今日。授業中寝ちまうかも」
5秒位日希を見つめるが、本人は気づく事無く空を見上げて笑ってる。
“のん気に笑ってんじゃない!!”と怒りの気持ちが沸き上がると同時に、日希の笑顔が懐かしかった。
私……コイツの笑顔…好きだったなぁ。
「――――あ」
ボンヤリ考え事してると、日希が何か思いついた。



