さっきみたいに“ムリ”だと言いたい私の心とは反対に、口から声が出てこない。
言え…言いなさいよ私っ!!
「夕穂……?」
全く何も返そうとしない私を変に感じたのか、日希が心配そうに覗き込んで来た。
………っダメだ………
「分かったわよ…一緒に行けばいいんでしょ、行けば」
プイッとそっぽを向き、日希の願いを聞き入れた。
日希が目をパチパチさせているのが、視界の端っこで見える。
「ホラ早く行くわよ!!学校遅刻しちゃう!!//////」
急激に恥ずかしくなった私は、また右手を上下に振りまくった。
言え…言いなさいよ私っ!!
「夕穂……?」
全く何も返そうとしない私を変に感じたのか、日希が心配そうに覗き込んで来た。
………っダメだ………
「分かったわよ…一緒に行けばいいんでしょ、行けば」
プイッとそっぽを向き、日希の願いを聞き入れた。
日希が目をパチパチさせているのが、視界の端っこで見える。
「ホラ早く行くわよ!!学校遅刻しちゃう!!//////」
急激に恥ずかしくなった私は、また右手を上下に振りまくった。



