モグモグ口を動かし、洋菓子に和の抹茶が上手く混ざったドーナッツを頬張る。
懐かしい味だなと思ってると、横から視線を感じた。
…………
「夕穂?食いたいの?抹茶ドーナッツ」
クルリと頭を動かし、視線の主の夕穂を見つめる。
オレと目が合った夕穂は、何だかアタフタと慌て出した。
な、なんだ?何があった?
「イヤイヤ、そうじゃない!そうじゃないの!!ただ……あの…ね………」
段々語尾が小さく消えていった夕穂を、逸らす事無く見つめ続けた。
こういう時、大体夕穂は続きを話すか話すまいか迷ってんだ。
懐かしい味だなと思ってると、横から視線を感じた。
…………
「夕穂?食いたいの?抹茶ドーナッツ」
クルリと頭を動かし、視線の主の夕穂を見つめる。
オレと目が合った夕穂は、何だかアタフタと慌て出した。
な、なんだ?何があった?
「イヤイヤ、そうじゃない!そうじゃないの!!ただ……あの…ね………」
段々語尾が小さく消えていった夕穂を、逸らす事無く見つめ続けた。
こういう時、大体夕穂は続きを話すか話すまいか迷ってんだ。



