高さが均一に揃った樹木をバックに、日希がニッコリと微笑む。
「嬉しいよ?自分だけじゃない、相手も会いたいと思ってくれる。ソレってスゲェ幸せな事だからさ」
“じゃあ帰ろっか”と、手を握り直して日希が歩き出す。
後ろをチョコチョコ付いて行く私は、何だか無性に泣きそうになっていた。
日希は……1年間、どんな思いで私を見てたんだろう。
人の話も聞かず、一方的に泣いて別れを告げた元カノの私を………恨んでたのかな?
聞きたい……だけどやめておこう。
言っておくけど、何も自己防衛の為だけに聞かないんじゃ無い。
「嬉しいよ?自分だけじゃない、相手も会いたいと思ってくれる。ソレってスゲェ幸せな事だからさ」
“じゃあ帰ろっか”と、手を握り直して日希が歩き出す。
後ろをチョコチョコ付いて行く私は、何だか無性に泣きそうになっていた。
日希は……1年間、どんな思いで私を見てたんだろう。
人の話も聞かず、一方的に泣いて別れを告げた元カノの私を………恨んでたのかな?
聞きたい……だけどやめておこう。
言っておくけど、何も自己防衛の為だけに聞かないんじゃ無い。



