2人に感謝の気持ちを心の中でだけど表してると、なんと宮迫君が稚鶴のカバンを奪い取った。
「えっ?」
「……遠藤、帰るぞ。じゃあな日希、野々谷」
呆然としてる稚鶴の腕を掴み、ズルズルと引きずって行く宮迫君。
稚鶴は今まで見た事が無い程赤い顔で、口をパクパクさせたまま、宮迫君と一緒に消えた。
「「…………」」
何が起こったのかついていけず、玄関前でフリーズしていた私と日希。
「直次が………遠藤さんと一緒に帰って行った……」
日希が瞬きをしまくりながら呟いた瞬間、私の硬直はあっという間に解けた。
「えっ?」
「……遠藤、帰るぞ。じゃあな日希、野々谷」
呆然としてる稚鶴の腕を掴み、ズルズルと引きずって行く宮迫君。
稚鶴は今まで見た事が無い程赤い顔で、口をパクパクさせたまま、宮迫君と一緒に消えた。
「「…………」」
何が起こったのかついていけず、玄関前でフリーズしていた私と日希。
「直次が………遠藤さんと一緒に帰って行った……」
日希が瞬きをしまくりながら呟いた瞬間、私の硬直はあっという間に解けた。



