勝ったと言えども、稚鶴と宮迫君の点数の差は僅か1点。


だけどライバルの宮迫君に勝ったと、稚鶴は大喜び中なのでぃす。


「よーーし!次のテストでは、1位とるわよーーー!!夕穂も応援してねっ☆」


「あ、うん。頑張って!!稚鶴」


「何だよ野々谷。オレの応援はしてくれないワケ?」


「えっ!?えっと、あの……」


不機嫌な宮迫君にどう返していいのか分からず、困惑する私。


そこへ強力な助っ人が登場してくれた。


「直次、夕穂困らせないでくれますかね?」


やって来たのは――――…4本のジュースを持った日希。