広い空の下で出会えた奇跡

 「それでは気をつけて帰ってください。さようなら。」

 「さよーならー」

 気の抜けたあいさつでHRが終わる。

 「優衣、帰るよー♪」

 アキの声だ。

 「うん、今行く。ちょっと待ってくれー。」

 「おい、浜本。」

 来た、ウザイ亮(笑)

 「何?」

 「俺の好きな人、高瀬じゃねーから。誤解すんなよ?あと、夜メールするわ。」

 高瀬というのはアキのことだ。

 「分かった。ありがとう」