「月夜、一二の三でにーちゃん離してけしかけるんや!」


「それじゃあ猛獣じゃないですか・・・


じゃあ行きますよ?」


雛田は杵を両手でしっりと握り、月夜は片手を黒椿から離しステッキを出現させた。


白梅は背中の毛を逆立てて唸り、身構えた。


「いち、にの、さん!!」

























『ちゅどおおおん・・・!!!』