忘れた恋の記憶。【完】


知っていた
何度か見る前世だった

「だけど死んだのは苺香のせいでも刀利のせいでもないよ勝手に前世の俺がやったことなんだから」

「でっ…でも」

「俺はもう苺香の前世も過去も知ってるだけど苺香を恨んだり嫌いになんてこれっぽっちも思わなかったよ」