忘れた恋の記憶。【完】


善side

「私は…八谷のこと…前世でとんでもないことしちゃったから…八谷には幸せになってほしいから…」

泣きながら説明する苺香に
少しびっくりしたが
俺はその前世についてとくに驚かなかった

「…俺知ってたよ」

「………えっ?」