忘れた恋の記憶。【完】


「…でも八谷を好きになれてよかった」

あんな優しそうな人を
また好きになれたんだもん


――――……刀利に…れて…よ…か…た



「えっ…?」

この間と同じように頭に電流が
流れたように前世の言葉が流れた