そうして過ごすうちに、時々差し込むように痛み出す。


キュゥゥゥウッと、腹の中でちっちゃいおっさんが雑巾を絞るように内臓を絞ってんじゃね?

と言った感じで。




しかし、あたしはまだ我慢していた。


生きてりゃ腹の一つや二つ激しく痛む事もあるだろう。

呑気だった。




そして又正露丸で誤魔化した。




そんなある日の事だった。


真夜中に激しく痛み、あたしは耐えられなくなって寝ている父と母を起こし

「腹がっ 腹が痛ぇ~」


とりあえず痛みを訴え真夜中の病院へGO!!