この世には非科学的な物が存在しえるのか、


こんな平凡な日常を覆す何かに

自分はまだ気づいてないのでは、



そう思えてくる私は
きっと重症だろう。


 まだ乱れている呼吸を整え、
乃亜はリビングへと階段を降りていった。