いやでも、憎まれ口を言われたって。 君を愛しいと思うんだから、恋って困ったもんだ。 『・・・なぁ?夢?』 「・・・ヘッ・・・あの・・・気安い。」 『恋人だから良いだろ。テストの時のノートありがとな。』 「・・・天使さんに感謝しろ。」 本当に面白いやつだ。 不二美ちゃんがゴミ箱から拾ったあのノート。 表紙を開いただけで、お前だって分かったよ。