向かうは保健室。 涙は止まったけど、後悔が押し寄せる。 「あーら夢ちゃんどうしたの?」 『やらかした。』 「あーら」 保健室のばぁちゃん先生。 いつも良くしてくれる優しい人。 『心が痛い。治して・・・』 「そこは自分で治さないと、またすぐ痛くなるよ?」 『好きな人に、ひどいこと言ったの。』 「あらあら。謝った?」 首を横に振る。