中田隆の声に盛り上がった教室。

"何々?"

"中田隆の観察日記?"

・・・おい
それいいね!!

犯罪まがいの事を考えてる場合じゃない。

「教えない!!これは天使さんからの贈り物!!」


・・・あっ今きた


私の名前なんか書いてないけど、彼の笑顔が見れた。

テスト勉強期間中

部活無し

追い込まれて疲れはてた笑顔ばっかりだった中田隆が、嬉しそうに笑ってる。


たぶん私の顔は赤く、にやついてる。


それをハンドタオルで隠して、さらににやついた。