みんなは何も言わない。 「あいつがいなかったら、今のこのクラスはなかったんじゃねぇの?あいつがいなかったら、俺は犯人扱いのままだったし、もしかしたら俺死んでたかもしれねぇし。あいつがこのクラスをひとつにしてくれたんじゃねぇの?」 「そうだな…」 「俺ら、池田に悪いことしちまったな」 「池田に感謝しなきゃいけねぇのに」 「みんな…」