三年間、兄弟三人で代わる代わる歩いた道を、一人歩きながら、あの子の事を考える……… 『莉緒……………』 まだ幼かった、たった一人の妹を想いながら、今月こそは…と淡い期待を寄せながら、一歩一歩踏みしめる…… 莉緒の、たった一人の妹のいるあの場所まで……