でも、雄太は智哉と目を合わせない。 ま、目を合わせられない気持ちは、わかるけどね。 時間を食ったのは、全部、雄太のせいなんだから。 智哉は、雄太がなにも言わないので続ける。 「で、最初に言ったように、東西に分かれてチェックポイントを回ろうと思うんだけど、どうかな?」 「賛成!」 あたしは、即座に賛成した。 雄太も渋々ながらうなずいてる。 「じゃ、俺が西の4つのポイントを回るから、雄太と綾華で……」 「えっ、ちょっと待って!」 あたしは智哉の言葉をさえぎった。