第二走者は、さっきあたしに声をかけてくれたチャラ男。 コイツも速いっ! そのまま先頭を走っている。 でも。 あっ、危ないっ! 次の子にバトンを渡すとき、ほかのクラスとぶつかりそうになって……、 あっ、抜かれた! そのあとは、次の走者もその次の走者も、うちのクラスは二着でレースは進んでいき、 うわぁーーー! とうとう、あたしの番だ! ヤダァ、緊張するよぉー!