黒縁メガネ男子に恋してる


「あのう、雄太、今日、学校休んでたんですけど、これからどうなるんですか?」


ドキドキしながら遼子さんを見る。


お説教が終わって、遼子さんも、いつもの雰囲気に戻ってる。


「んー、今まで補導歴もないし、本人も深く反省してたから、おおごとにはしないつもりよ」


「じゃぁ、少年院に入れられたりとかは……」


「ううん、そういうことにはならないわ」


「ホントですか!?」


よかったぁ。


ほっとしてると、隣の智哉が聞いた。


「学校にも今までどおり通えるの?」