「あのう、雄太、今日、学校休んでたんですけど、これからどうなるんですか?」 ドキドキしながら遼子さんを見る。 お説教が終わって、遼子さんも、いつもの雰囲気に戻ってる。 「んー、今まで補導歴もないし、本人も深く反省してたから、おおごとにはしないつもりよ」 「じゃぁ、少年院に入れられたりとかは……」 「ううん、そういうことにはならないわ」 「ホントですか!?」 よかったぁ。 ほっとしてると、隣の智哉が聞いた。 「学校にも今までどおり通えるの?」