黒縁メガネ男子に恋してる


「それに、そもそも、みんなにいじめられてた中嶋をかばうとこからして、綾華、かっこいいよ」


「いや、そんな……」


あたしにとっては、あたりまえのことばっかりだから、智哉の言葉に戸惑ってしまう。


「あと、菜々美のことも」


「菜々美?」


菜々美はいじめられてたわけでもないし、バスケ部で大活躍してるし、あたし、なにかしたっけ?


疑問の視線を向けると、智哉はおかしそうに笑った。


「忘れてんの?
捻挫した菜々美を、毎日駅まで送ってってたじゃん」


「あぁ……」