黒縁メガネ男子に恋してる


「だけど、ホントは全然そんなことなくて。
仲間内でも、一番奥手だった。
今まで、雄太以外と付き合ったことないの」


「うん……」


「見かけだおしってヤツ?
かっこ悪いでしょ」


情けなさ過ぎて、笑えてくる。


でも、もう智哉は全部知っちゃったんだもんね。


知られちゃったのに、平気な顔して付き合っていくなんて、あたしにはできない。


すると。


「綾華」


「……え?」


智哉の固い声で、我に返る。