「じゃ、またな」 「うん、また明日ねー」 あたしたちの家の近所の交差点で別れ、それぞれ家に帰った。 さぁ、明日の放課後から、さっそくジョギングだ! ふだん運動なんてまったくやらないけど、それは真喜子も同じだし、 遼子さんも、最初はゆっくりから始めるようにって言ってたみたいだから、なんとかなるよね。 その夜。 寝る前に、智哉にメールした。 『今日はありがとね。 おやすみ』