そう、問題は、そこなのよ。 智哉はたしかにあぁ言ったけど、やっぱり、ちょっと不安なのよね……。 だって、なにさせられるのか、教えてくれないんだもん。 自転車でどこへ行って、なにをするのか。 うーーー、気になる! ダメだ。 昨日から、ずーっと、この繰り返し。 グルグルグルグル、同じことばっかり考えて。 ――ハァーーーー。 頭を抱えて、ため息をつくと、ふと、教室の前に立っている女子と目が合った。