ヒッキーな僕



「じゃぁ、

 まずはこの子の家に行って来て。」


渡された紙には、

“荒城弥生”アラキヤヨイという文字と

彼女の家の住所らしき住所と

彼女の顔写真。



彼女の写真だけの第一印象は

教室の片隅で大人しく本を読んでいそう。



「彼女を引きこもりから脱却してこい。」


満面の笑顔で

俺に無理難題を押しつけるこのクソ野郎


「できなかったら

 「日本史の単位くれねぇんだろ?」

 あぁ、行ってこい」


あー、だりぃー…。