僕は意を決して立ち上がった。
重たい足取りのまま諏訪絋也の目の前に
「おい?いきなりどーかしたか?」
諏訪絋也は僕の行動が読めないらしく、
頭に?を浮かべてるのが分かる。
「………け」
「ぁ?聞こえねぇ」
「……てけ」
「だから聞こえねぇよ
もぅちょいデカく言って」
「出てけや!!
このピーーー野郎が!!」
僕は叫び、
諏訪絋也を思いっきり押して
部屋の外に追い出した。
ちょっと頭にきて
お下品な言葉遣いだったが
気にしない☆てへぺろ
そして直されてないドアを
起こして無理矢理はめた。
その間諏訪絋也は呆然と
廊下に座っていただけだった。
これが僕の部屋に
いきなりやってきた侵入者との
出会いだった。
