1時間目が、終わった休み時間。
「紗彩ー疲れた…」
「ねぇ~」
中学に入って授業が
30分ぐらい伸びた気がする。
「ねぇ。奈々って好きな人いる? 」
「えぇっ? えっ? なによ! 」
「いるんだー気になったんだ」
「…まぁ、いるけど…」
「誰? 教えて! 」
「…まだ秘密」
「なんでよお」
「言いたいけど聞かれたらまずいし」
なるほど。
7組には結構みんなが集まるから
すごい人の数だ。
「6組いつでもすいてるから
次の休み時間6組に来て! 」
「わかった。ありがと」
「じゃね~」
誰なんだろう…
2時間目は、そのことを
ずっと考えていたせいか、
全然眠たくならなかった。
