三人がそれぞれ顔を見合わせると、どこからか声が聞こえる。
「周りくどいことしないで一気に攻めればいいだけだ。あんたたちの力は、それもできないほどか」
ビルの上に人影がある。
「なんだお前!」
「ぐずぐずしてる時間はない、そうだろう? キラレッド」
実力は間違いなさそうだが、言い方が癪に障る。
突進してしまいそうだったのか、健介が肩を抑えてきた。
「うっせー! なんなんだお前!」
「俺はブラックナイト。
くれぐれも足を引っ張らないでくれよ、キラレンジャー」
そう言うと、マントをひるがえして消えてしまった。
しばらく哲平はぷりぷりしていたが、呆然としていた健介が呟く。
「あの人、マントの下、キラレンジャーのコスチューム着てた」
すっぽり覆うヘルメットをかぶっていたので顔は確認できなかった。
「じゃああの人、仲間なんだー」
「でもなんで、協力しないんだろう? ひとりで悪魔と戦うつもりなのか?」
「ソロ活動させておけばいいだろ! あんなやつチームワークを乱すだけだ」
腕を組んで息を荒げる。
「周りくどいことしないで一気に攻めればいいだけだ。あんたたちの力は、それもできないほどか」
ビルの上に人影がある。
「なんだお前!」
「ぐずぐずしてる時間はない、そうだろう? キラレッド」
実力は間違いなさそうだが、言い方が癪に障る。
突進してしまいそうだったのか、健介が肩を抑えてきた。
「うっせー! なんなんだお前!」
「俺はブラックナイト。
くれぐれも足を引っ張らないでくれよ、キラレンジャー」
そう言うと、マントをひるがえして消えてしまった。
しばらく哲平はぷりぷりしていたが、呆然としていた健介が呟く。
「あの人、マントの下、キラレンジャーのコスチューム着てた」
すっぽり覆うヘルメットをかぶっていたので顔は確認できなかった。
「じゃああの人、仲間なんだー」
「でもなんで、協力しないんだろう? ひとりで悪魔と戦うつもりなのか?」
「ソロ活動させておけばいいだろ! あんなやつチームワークを乱すだけだ」
腕を組んで息を荒げる。



