翌日から僕は普段の生活に戻った。浩二も昨日何があったか覚えていなかった。それから1年後、僕はまた実家に戻っていた。海を浩二とぼーっと眺めていた。            「神社いかん?」      「いいよ。」2人は神社に行って手を合わせた       「でもどうして急に神社に行ったん?」          「なんか此処で大切なものと出逢ったような気がしてさ、どうしても行きたくなったんよ。」そう、僕は浩二には言わんかったけど由紀と出逢い、色々話したことは何1つ忘れとらんかったんよ!平然と1日1日過ごすのはとても辛かった。でも誰も知らないんよなぁ。由紀、毎年お盆には此処に来て手を合わせるけん。そして俺、君の分もしっかり生きていくけん!!だから天国で彼氏と一緒に僕を見守っとってな。あの日君と手逢った事後悔してないし、一生忘れんけん。本当にありがとう。