好きだから。


『あれ?あたしのクラス
何組だろう…』

クラスが貼られた紙を 見上げつつも、身長が低いせいか
周りの皆で見えない…。

『紗代ーあんた2組だよー!あたしと一緒!』

そう言いながら
手をブンブン振ってくる
女の子は、中学の親友
松浦瑞稀まつうらみずき

『えっほんと?!よかったー!』 2人で手を取りあい

飛びはねながら喜ぶ。

『仲良い子がいないとやっぱり心細いからねー!』

また紗代の面倒見なきゃ
いけないのかあー
愚痴をいいながら
でも嬉しそうな瑞稀の顔を
見て安心した